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ネギの母親のアリカが「自らの民と国を滅ぼした魔女」扱いされている理由

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魔法先生ネギま! | トラックバック(0) | コメント(2)
5/30 10:39:一部改変(言い回しの変更、HTML構造の改変)

ネギの母親はアリカ、既に死亡…

新オスティア総督、クルト・ゲーデル メガロメセンブリア元老院議員から衝撃の発言が!

ネギの母親はアリカ、大罪人の汚名を着せられたまま処刑?

ネギの母親はやはりアリカ女王(※大戦末期には女王に即位していた)でした。しかもネギの母親のアリカは「自らの民と国を滅ぼした魔女」の濡れ衣を着せられているという新事実が!そして、ネギを王女の「遺児」と表現したということは、既にアリカは死んでいるということに!

アリカが「自らの国と民を滅ぼした魔女」の濡れ衣を着るしか無かった訳

アリカの国、今は亡きウェスペルタティア王国が滅んだのは、もちろんアリカのせいではありません。秘密結社「完全なる世界(コズモエンテレケイア)」が大戦の混乱に乗じて、両陣営のちょうど中間に存在した小国・ウェスペルタティア王国の姫「完全魔法無効化能力(マジックキャンセル)」を持つ「黄昏の姫御子」アスナを使い、世界を無に帰す儀式「世界の始まりと終わりの魔法」を発動させたせいです。

そしてアリカはリカードが率いるメガロメセンブリア連合主力艦隊、テオドラが率いるヘラス帝国正規軍とともに艦隊を指揮し、魔法世界全体を崩壊の危機から救いました。その功績から考えれば「完全なる世界」の黒幕を倒したナギと共に「完全なる世界」の世界崩壊の陰謀を食い止めたアリカ女王も英雄扱いされてもおかしくありません。
大戦末期、艦隊を率いて世界の崩壊を食い止めたアリカ
それなのにどうしてアリカは「自らの国と民を滅ぼした魔女」という、ヒドい濡れ衣を着せられ、世紀の大罪人として処刑(おそらくは)されなければいけなかったのでしょうか?

20年前、秘密結社「完全なる世界(コズモエンテレケイア)」は亜人種の多い南の民「ヘラス王国」と人間界からの移住者が多い北の民「メセンブリーナ連合」(※盟主国=メガロメセンブリア)の両陣営の中枢にまで入り込みました。そして、両陣営の古くからの確執を利用して魔法世界を2分する大戦「大分烈(ペルム・スキスマティクム)戦争」を起こします。[参考:「魔法先生ネギま!」の魔法世界 赤松健作品総合研究所

この大戦の原因のひとつは国家中枢にまで「完全なる世界」の進入を許してしまったヘラス帝国とメセンブリーナ連合の首脳陣の失態にあると言えます。しかし、もしもこの事実が明るみに出れば、世界は大混乱になります。真の黒幕「完全なる世界」のラスボスは既にナギが倒してしまった訳で、怒りの矛先はヘラス、メセンブリーナ両陣営の政府首脳陣に向けられるでしょう。ちょっと想像しただけでも以下のような混乱状態を想像できます。

  1. 両陣営の政府首脳は責任を追及されおそらく総退陣(隠居しても暴徒化した市民に殺される恐れも)。
  2. 政府首脳陣の総退陣を受け、空席となった権力の座を巡って内紛
  3. 更に政府の信用が落ち、いわゆる無政府状態()に
    政府が正常に機能せず、法が犯され暴力と略奪が横行する無秩序状態)
  4. 政情不安を受け、経済も超インフレ
  5. 民衆はその日の食べ物にも困るような生活。生まれたての赤ちゃんも…。
  6. 各地でクーデターが勃発し、世界は無数の小国に分裂。
  7. 覇権を争い世界中で毎日戦争が繰り広げられる

そんな最悪の事態を避けるため、「ヘラス帝国」と「メセンブリーナ連合」の首脳陣はアリカひとりに全ての罪をかぶせたのではないでしょうか?例えばこんなカンジで。

ウェスペルタティア王国の女王アリカは(「完全なる世界」と共謀し?)、アスナ姫の持つ「完全魔法無効化能力(マジックキャンセル)」を使い、世界を無に帰す儀式「世界の始まりと終わりの魔法」で世界転覆を企んだ大罪人である。

魔法世界の二大勢力の首脳陣が力を合わせれば、後ろ盾のウェスペルタティア王国を失ったアリカに罪をなすりつけ、更には世界中の人をだますのも容易だったと思われます。

それにアリカ自身が自ら進んで罪をかぶったのかもしれません。もしも全てが明るみになれば、一番苦しむのは何の罪のない一般の人々。そんな未来を憂いて、アリカ女王は今後の魔法世界の平和の為に自ら進んで大罪人の汚名をかぶり、公開処刑される道を選んだのではないでしょうか?

当時のナギ達「紅き翼」の面々やヘラス帝国の第3皇女テオドラ、アリアドネーのセラス、メセンブリーナ連合のクリード達は、必死でアリカを救おうと東奔西走したと思います。しかし、2大勢力の首脳の政治力と、何よりアリカ本人の自己犠牲の決意に阻まれて、処刑を阻止できなかったのでは?

…はぁ、もしそうなら、とても悲しいお話ですね。

母親が「自らの国と民を滅ぼした魔女」扱いされていることをしったネギの心境を考えると、胸のつまる思いです。同時にこんなえげつない設定を考えた赤松先生に軽く殺意がヽ(`Д´)ノ

参考にさせていただいた記事

アリカ王女の謎 ~本当にネギの母親なのか?~
 鈴きん的。
アリカ王女のクーデター ~悲劇の王女が辿った運命~
 くろうのだらオタ日記
★★【書店委託開始】魔法先生ネギま!ファンブック『ネギま!の缶詰』赤松健インタビュー+ネギま同人界を彩ってきた豪華作家も参加
赤松健先生直撃インタビュー、ネギま!ファンブック『ネギま!の缶詰赤松健先生直撃インタビュー、ネギま!ファンブック『ネギま!の缶詰
赤松健先生直撃インタビューも掲載、ネギま!ファンブック『ネギま!の缶詰』
※写真提供:
赤松健先生

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2009/05/30 | 魔法先生ネギま! | トラックバック(0) | コメント(2)
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コメント

5243:黒猫さんからTBもらって

自分がこんな記事を上げていたことを思い出しましたw

やーねー年取ると忘れっぽくて。

5244:Re: 黒猫さんからTBもらって

>鈴きんさん
あの記事読んで、無茶苦茶衝撃受けたのに、当の本人は忘れてるなんて(笑)

結局、アリカ=ネギの母になった訳ですが、女王様とその騎士の禁断の恋愛の末に生まれたのが主人公だなんて、スターウォーズですね^^;

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