赤松健は「ネギま!をブックオフで全巻買いました、応援してます」というファンレターをよくもらう
■赤松健先生の日記帳(2009年3月15日)
3月15日
不況のまっただ中にある出版業界ですが、実は2桁%の増収を達成している 企業があります。 それは何と・・・・ブックオフです。(笑) http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryivfeb0902887/ (※正確な分類は、出版社は情報通信業で、ブックオフは小売業) 善意のファンレターで、「ネギま超面白いです!ブックオフで全巻買ってきました!ずっと応援してます!」とかいうのも結構多くて(わ~い・・・(^^;))、割とカジュアルな存在なのでしょう。 ファンロードも休刊。 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0903/16/news079.html 当時、最新鋭の絵柄はみんなここから発信されていたように思います。 有馬さんとか、出身者も多いですね。残念。
自分の作品を読んでファンレターまで出してくれたこと自体は赤松先生も嬉しくないはずは無いです。しかし、印税のことを考えると赤松先生も手放しで喜べないのも分かります。
マンガが1冊売れると、漫画家さんには平均で定価の10%程が支払われます。(例:ネギま!は1冊420円なので、印税は42円。ところが、ブックオフで買った場合はその印税が漫画家さんには1円も入りませんので。
余談ですがブックオフ公式サイト上の財務データ > セグメント別売上によると、2008年度の売上高は、税抜きで410.77億円。仮に新刊書と同じ印税率10%を適用すると、著作者が受け取るべきなのは約41億円。しかし現行の法律ではブックオフ等の新古書店が印税を払う規定は特に無し。その辺を問題視して一部の有志の漫画家さんが21世紀のコミック作家の著作権を考える会で著作権法等の改正を求めて活動しているようです。
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