『ネギま!』の赤松健が漫画・アニメ業界の展望を語る
『魔法先生ネギま!』の赤松健先生が漫画・アニメ業界の現状と今後の展望について語っています。なかなか興味深い内容だったので、紹介しておきます。
(2009年)2月22日
「講談社が過去最大の赤字」というニュースが、各メディアで大々的に出て
いましたね。(^^;)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090223-00000789-yom-bus_all(キャッシュ )恐らく他の出版社も、額は違えど似たような状況でしょう。
他業界と同様、出版社も今後しばらく「守り」に入らざるを得ません。
挑戦的な企画はクローズして、儲かっている企画はそのまま粛々と続行です。
つまり、総売り上げ8億6千万円のネギまOADは、もともと続行以外の
選択肢がなかったということでしょう。劇場版(5話目)の企画も、1話目
が売れないと結構すぐポシャると思いますよ。雑誌は、去年同様に廃刊休刊が相次ぐはずです。そのため、廃業する漫画家
も増えることが予想されます。漫画家に付き合うため夜行性になりがちな
編集者も、すでに安易な夜間タクシー利用やバイク便を避けているようです。
上層部から何らかの通達があったことは間違いありません。TVアニメは本数が減るのではないでしょうか。スポンサーが見つからない
ためです。製作期間の関係上、特に来年が危ないと思います。あとオリジナル
のTV企画は危険なので、原作持ちの続編(2とか3とか)が増えると予想
します。
U局で流してDVDで回収するビジネスモデルは衰退するでしょう。ネット
(特に海外?)で地デジ画質の動画が見れてしまう以上、SD画質のDVDを
買う理由はありません。肝心のBD販売数は、AV機器の販売不振から伸び
悩むと予想しています。・・・何か悪い予想ばかりでスミマセン。m(_ _)m
赤松健先生の日記帳より
ついに、不況の波がアニメ・マンガ産業にまで押し寄せてきましたね。
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