猫とネギま！と声優さん

近衛木乃香＆桜咲刹那ネタ
『白き翼』のメンバーで遊園地に行く。
皆ばらばらで仲間とともに楽しいひと時を過ごす。
そんな中、木乃香と刹那は一緒に遊び回ることにした。途中ネギやアスナとともにアトラクションを回ったりするのだがやっぱり二人は一緒。
そんな時間をすごしている中でふと『楽しい、こんな時間が続けばいい』と幸せを感じる刹那。だが、武闘会のエヴァンジェリンに言われたことが頭をよぎる。
『幸せな奴はつまらん』、『幸せになれると思うのか？』、『剣か人並みの幸せか己が力を似て選ぶがいい』だがら自分は決めた。『剣も幸福も、どちらもあきらめない』と。あの時エヴァンジェリンに強く誓った。だからこそ今このひと時を大事にしたい。
そう思う刹那。隣の木乃香を見る。木乃香の顔をみて再度誓った。
―――あなたを必ず守ってみせる―――
と。
たたずむ刹那を、明日菜と木乃香が呼ぶ。笑顔で返事をして２人の元に駆けた。

とんでもなくアバウトですが、チアの３人組が都心に水着を買いに行く
といった感じのシーンを入れて欲しいですね、チア好きとしては。

楽しくショッピング→カラオケ
とお約束展開でも全然ＯＫですが…

やはり、色々な水着の試着会を期待してしまうわけでｗ

Sc1：猫のたまりの、道すがら

夏休み後半に、ネギ達と共に魔法世界へ向かうことになった茶々丸。

茶々丸「身の回りの世話は、私のコピーや姉さん達がいるので、大丈夫だとは思いますが、みんな外には出られないので――」

その合間に、野良猫への餌やりを、エヴァへと頼むことに。
本日は、そのための予行練習を、行うことになっていた。

エヴァ「たかが、野良猫に餌をやるのに、何で練習が必要なのだ？」

文句を垂れるエヴァに、口を濁す茶々丸。

Sc2：猫のたまり場

猫のたまり場へと着いたエヴァと茶々丸。　さっそく茶々丸が猫缶を空けると、
野良猫たちが集まってきて、餌を食べる。
カンタンな行為だと愚痴りながら、猫缶を空けて地面に置いたエヴァだが……

エヴァ「どうした？　早く食べにこい。……なんでこないっ！？」

エヴァの吸血鬼としての雰囲気か、その気性のせいか、猫たちは怯えて近づかない。
エヴァが離れれば、猫たちは餌を漁りにやってくる。
その有様に拗ねるエヴァ。　困った顔の茶々丸。

エヴァ「ふんっ、餌はやったから文句はないだろう。　私は忙しいんだ、帰るぞ茶々丸っ！　――んっ？」

餌を漁る猫たちの中に、いかにも弱々しそうな子猫が一匹。
餌を食べようと近づくも、他の猫たちに押しのけられてしまう。
何度となく繰り返される光景に、じっと見ていたエヴァはイライラを募らせていく。
やがて臨界突破したエヴァは、猫缶の場所へ、ズンズンと怒気をみなぎらせて歩いていく。
その気配を察した、猫たちは怯えて我先にと逃げていくが、子猫は足が竦んで逃げられない。
小さく震えながら、迫るエヴァを見上げる子猫に、エヴァはズイッと猫缶を押し出す。

エヴァ「喰えっ！　それとも私が与える餌が、喰えないとでもいうのか？」

鬼気迫るエヴァの迫力に、子猫は恐る恐る餌を食べる。
餌を食べさせたことに満足感を得た、エヴァの腕組みふんぞり返る姿に、笑みを浮かべる茶々丸。


Sc3：時間経過～翌日・猫のたまり場

茶々丸達が魔法世界へと出かけた日。
エヴァは猫缶を持って、野良猫のたまり場へと現れる。
猫缶を空けて地面に置くも、やはり誰もエヴァを恐れて近寄ってこない。

エヴァ「ふ…ん……」

今更か…　と、嘆息零すエヴァ。
だが、先日の子猫は、恐る恐るではあるが近づくと、エヴァの前で猫缶を食べる。
「ミィ～」とエヴァに向かって小さく鳴いた子猫に、エヴァはすっかりご満悦。

エヴァ「フゥハハ　もっとあるぞ、タップリ喰え。でかくなったら、私の使い魔にしてやらなくもないぞ？」

高笑いしながら、子猫に餌を与え続けるエヴァの姿で、フェードアウト。

END