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ネギま!の魔法世界は、どうやら火星だったようです。実は2007年の11月8日の時点で既に赤松健作品総合研究所の掲示板上で“安安さん”という方が「魔法世界と火星の地図が似ている」事を指摘していたようです。
魔法世界を上下回転させた地図を入れておきます。
目立つ地形の一部が(テラフォーミング(※1)後の)火星(の予想地図)とかなり一致しています。
※ヘラス帝国のある場所は、火星の地図では「ヘラス海」になってますね。また、この地図には出ていませんが、火星と魔法世界のNoctis Labyrinthus(夜の迷宮)の場所も、完全に一致しています。
それにしても上下を反転させた魔法世界の地図と、テラフォーミング後の火星の予想地図が、かなり似てます! 当時、この発見はネギま!ファンの間ではセンセーショナルなものでした。複数のブロガーが魔法世界=火星説に触れています。(※2)
135時間目「泣かぬなら、泣かせてみせよう、超 鈴音」で超鈴音が「私の故郷は最重要のネタバレ」と言っていました。
火星出身だと言っていた超鈴音は、魔法世界出身と思って良さそうです。超の言葉を信じれば未来の魔法世界出身、と言うことになりますね。
うーん、全く納得がいかない。だって魔法世界は数千年の歴史があるのですよ(参考:「魔法先生ネギま!」の魔法世界@赤松健作品総合研究所)。
もしも魔法世界=火星だとするなら、数千年もの間どうして一般の地球人は魔法世界に気づかなかったのか?魔法世界には水も海も緑もありますが、地球から見える火星は真っ赤な惑星。
また、20世紀半ばから21世紀にかけて、日本・アメリカ・ロシア(旧ソ連)はおびただしい数の火星探査機を火星に送り込み、火星で探査・写真撮影を行っています。しかし、無人探査機が映し出した火星は、水も緑も無い不毛の惑星でした。
となると、火星探査機までも欺くような強力な魔法で火星の魔法世界は地球人の目から隠蔽されているのかな?^^;
135時間目「泣かぬなら、泣かせてみせよう、超 鈴音」で超鈴音が「今後100年で火星は人の住める星になる」と言っています。ちなみにWikipediaによれば、テラフォーミングで「火星が完全に地球化するまでに短くて100年、長くて10万年程度の時間が必要」なのだそう。100年といえば、魔法世界では100年前まで我々が住む人間世界=旧世界(ムンドゥス・ウェトゥス)は御伽噺か伝説だと思われていたそうです。
さらに言えば、北の新しき民が、人間世界=旧世界(ムンドゥス・ウェトゥス)から魔法世界に移住してきたのも100年前。もしかしたら、北の新しき民は、地球から魔法世界に移住してきた僕ら地球人の子孫!? ファンタジーだと思って読んでたのに、なんだかSFな流れになってきましたw
これは妄想が止まりません^^; 現在の新しき民(≒メガロメセンブリアを盟主とするメセンブリーナ連合)の科学力はどうして前近代的なレベルまで後退したのか? そもそも火星はいつ、誰がテラフォーミングしたのか? 始まりの魔法使い(=創造主)って、もしかしたら火星をテラフォーミングした科学者? それともテラフォーミングのためのプラントのようなもの? またはプラントが創り出した対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェース?
※1
ちなみに、テラフォーミングというのは、ザックリ言うと火星の北極と南極の大量の水とドライアイスを溶かし、火星を人間が住める環境に作り変えることです。(参考:火星のテラフォーミング)
※2